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2015年05月21日(木)
肩こりと関係性のある筋肉
- マメ知識
仕事や家事、育児の両立を頑張る方が多い現代では、肩こりに悩む方は非常に多くいらっしゃいます。そもそも肩こりとはどのように起こり、どのような筋肉が関係しているのか、こちらではご紹介いたします。
肩こりのメカニズム
肩関節は上腕骨や肩甲骨、鎖骨の関節面同士の接地面が少なく、非常に不安定な構造をしています。
この構造のおかげで腕の複雑な動きを可能にしますが、その分、まわりの筋肉や腱によって肩関節は支えられている状態です。片方の上肢だけでも50本の筋繊維により構成されており、お互いに拮抗することでスムーズな動きをサポートしています。筋肉は、必要な酸素や栄養の供給が滞ったり、老廃物が溜まったりすると疲労してかたくなっていきます。
筋肉の柔軟性が失われてしまうと肩甲骨がずれやすく、肩関節の可動域が狭くなり、こりや痛みといった症状が現れるのです。肩こりの原因となる筋肉
・僧帽筋(そうぼうきん)
肩から背中にかけて広がる大きい筋肉で、首を後ろに倒したり腕を上げたり、肩の動き全般を担っています。
・三角筋(さんかくきん)
肩関節を覆うように存在する筋肉で、手を前方や横に上げる動きに関係しています。
・広背筋(はいこうきん)
肩甲骨から腰の腸骨にかけて広がる筋肉で、手を後ろに回す際に使用する筋肉です。
・胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)
首の前方にある筋肉で、首を斜めに動かしたり回転させたりする役割があります。
・肩甲挙筋(けんこうきょきん)
頸椎と肩甲骨を繋ぐ筋肉で、肩を上げる役割があります。長時間のデスクワークなどでこりやすい場所です。
・小菱形筋と大菱形筋(しょうりょうけいきん・だいりょうけいきん)
脊椎と肩甲骨を繋いでいる筋肉です。疲労や過緊張により痛みやこりが発生しやすいですが、表層へのマッサージだけではほぐしにくい筋肉でもあります。
長期間に及び筋肉のこりが続くと、筋肉の柔軟性が低下して肩こりの悪循環に陥ってしまいます。筋肉は表面的なマッサージだけでなく指圧によってきちんとバランスを整えることで、過緊張の緩和と同時に姿勢の改善にも繋がります。
肩こりがひどい、一時的な気持ち良さだけでは物足りないという方は、渋谷にあります一癒の指圧マッサージを体感なさってみませんか?一癒では、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持つオーナーが、疲労回復やむくみなどのお悩みに合わせて指圧マッサージを行います。
店舗はJR渋谷駅から徒歩6分とアクセスしやすい場所に位置しておりますので、お仕事帰りのご来店もおすすめです。